東古川町
東古川町(ひがしふるかわまち)
寛文12年に古川町を分けて出来た町。 古くは歌舞伎町、新歌舞伎町と呼ばれていたともいう。 昭和41年の町界町名変更で本古川町の一部などと合わせて古川町となっていたが、平成19年銀屋町とともに町名が復活された。
傘 鉾
<飾>
ギヤマン製投網と水棹(みさお)と魚籠(びく)に東古の文字を顕し、芦(あし)と川骨(こうほね)をあしらう。
<輪>
蛇 籠(じゃかご)
<垂れ>
紫紺地緞子織り出し。
奉納踊
「川 船(かわふね)」
この町の川船の特徴として、「舟唄」がある。 川船の演技の一つとして船の網打ちが行われるが、この時に采振、添根曳、根曳全員で囃子に合わせて唄い、この唄で船頭が網を打つ。
また、この町は指揮をとる「采振」が2名のみで、「添根曳」、「根曳(12名)」は船につく。(添根曳は4名で衣装が違う)
- 舟唄の歌詞は以下の5つで、場所によって唄われる歌詞が変わるそうである。
- 水な上清き この古川や 群れる雁金 朝景色
- 鶴が湊の その氏神は 諏訪に住吉 森崎よ
- におう菊の香 玉園庭に 老いも若きも うち揃い
- 勇む船玉 君が代祝う 上る舟唄 千両松
- 神をいさめの 笛や太鼓 三味や鼓で 舞納め
飾は淀の川瀬にギヤマン製の四つ手網と水門に鴛鴦(えんおう)を浮べ、葦と河骨をあしらう。
また、平成23年に舳先を漆塗りとし、平成2年以前の旧態に復した。水門は前日・中日は閉じているが、後日は開く。
参照
編集者(松尾)
このページは東古川町に関する書きかけ原稿です。