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麹屋町

麹屋町(こうじやまち)


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古くは染め物に関わる職人が多く集まっていたため「新紺屋町」と呼ばれていたが、味噌や醤油を作る際に使用する麹職人が多く集まってきたことにより正保年間(1644~1647)頃、現在の「麹屋町」へと改称された。

江戸時代の奉納踊りは「剣舞(石川五右衛門の劇)」や「御茶壺献上の行列」などであった。その後「本踊り」を奉納した年代もあったが、現在は川船を奉納している。

傘鉾

<飾>献上梅・根〆熨斗、麹蓋
<輪>しめ縄
<垂>綴綾織。三社紋ちらし。(平成26年舊意匠のまま新調)

麹屋町傘鉾
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奉納踊

川 船 (かわふね)

踊り馬場において、子供が網打ち船頭を勤め、投網で魚を獲る有様を演じる。
網打ち船頭の投網が終わると重い船が根曳衆により前進後進を繰り返し踊り馬場を狭しと荒々しく、また豪快に四つ車を廻す。
その様子は川魚を獲りながら川を上り下りする川船が、川の激流の渦に翻弄される様を表現している。
ルーツは福岡県柳川地方にあると言われているが定かではない。
船廻しの動きはくんちの他の曳き物(恵比寿船、くじらの潮吹き、御座船、御朱印船、宝船、唐人船、龍船等)からお盆の精霊流しにまで影響を与え、長崎では船といえば『廻す物』というふうになっている。
川船を奉納する踊り町は(油屋町魚の町榎津町麹屋町東古川町船大工町八坂町)の七ヶ町あるが、麹屋町の川船は現存する川船では最大級である。
ダシは中島川に隣接するということから緋鯉、真鯉の二匹の鯉を飾っている。
演技の途中、水を噴く趣向は川船では麹屋町だけであり、くんちの演し物の中でも万屋町の鯨の潮吹きと麹屋町の川船だけである。

(船体)
(長さ)6.5メートル、(幅)2.2メートル、(高さ)3.8メートル、
(重さ)約3トン
総檜造り(そうひのきつくり)
昭和60年製作

(船飾り)
緋鯉と真鯉の二匹の鯉(漆塗り)

麹屋町川船
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  •  囃子の構成
     楽器は、大太鼓-1個、大鐘-1個、小鐘-2個、〆太鼓-2個
     囃方は小学低学年から高学年までの男女で構成される
     6人1組×2=12人
     ● 囃子の種類
      道中(どうちゅう)、網打ち(あみうち)、廻し(まわし)、
      早打ち(はやうち)、庭先(にわさき)など
  •  采振(さいふり)
     ● 采振は、根曳に船の動きを的確に指示し制御する役目
      船の横にいる采を『添采』(そえざい)
      采振の責任者を『長采』(ながざい)
      総責任者を『監督』と呼ぶ

     監督1名、長采1名、添采4名で構成される

  •  根曳(ねびき)
     ● 根曳とは船の推進装置の役目をする人で、左舷11人、右舷11人の計22人で船を曳く。
      諏訪神社など踊り馬場で船を廻したりして演技を行う。

昭和の奉納

昭和25年 本踊「時今潮花咲諏訪賑(ときはいましおのはなさくすわのにぎわい)」
昭和32年 本踊・祭人形車「諏訪社頭梅色彩(すわのにわうめのいろどり)」
昭和39年 川船(飾は紅葉)
昭和46年 川船(飾は紅葉)
昭和53年 川船(飾は紅葉に白菊)
昭和60年 川船(飾は躍動する緋鯉、真鯉)
平成 5年 川船(飾は躍動する緋鯉、真鯉)
平成12年 川船(飾は水しぶきを上げながら躍動する緋鯉、真鯉)
平成19年 川船(飾は水しぶきを上げながら躍動する緋鯉、真鯉)
平成26年 川船(飾は水しぶきを上げながら躍動する緋鯉、真鯉)

参照

踊町
長崎くんち 麹屋町(外部リンク)

編集者( 弘充 )・加筆(松尾)
このページは麹屋町に関する書きかけ原稿です。